これひとつ変えるだけで、自炊がかなり楽になる!?

米10kgとレトルトご飯

病気になって2年間自炊生活をしています。
初めのうちは夕飯を作るのに3時間かかることもありましが、
自炊はリハビリと考え現在も続けています。
そんな生活を続けていたので、毎日自炊を楽にできる方法はないかと
試行錯誤していました。そんな生活を重ねていくうちに、
『あるひとつのことを変えるだけで自炊がかなり楽になる』
ことに気が付きました。
今回は、それについて紹介します。

炊飯をレトルトご飯に変える!!

米を炊かずにレトルトご飯に置き換える。
…なんだ、そんなことかと思うかもしれませんが、
多分、あなたが想像している以上に楽になると思います。
それでは、どれだけ楽になるか説明します。
その前に、炊飯器を使ったご飯の炊き方動画で基本を押さえておきます。

基本的な炊飯器でのご飯の炊き方

食前に楽になること

10㎏など重い米を一度に買わなくてよい

通販で買うと送料が高くつくので、
スーパーで必要な分だけ買うのが重たくならず経済的。

一人分、レンジで2分で出来る。

炊飯器だと普通炊きで60分、早炊きで20分ぐらいかかる

米の浸け置き作業はなくなります。
下の関連記事によると最近の炊飯器は浸け置きしなくていいらしい。

蒸らす、ほぐす作業はほとんど時間を取りません。
レトルトご飯でもやれば多少美味しく感じます。

パックで食べれば、茶碗としゃもじ不要

はしたないですが、洗い物も減ります。

炊飯鍋と内蓋と茶碗としゃもじを洗わなくてよい

レトルトご飯パックはパック自体の厚さが厚く、形状は平たく薄いものがよい。

  • 厚めの理由は薄いと熱くて持てない。
  • 形状の理由はご飯をさらえやすい。
  • サトウ食品のパックは米粒がくっ付きにくい。
    下の関連記事に詳細があります。

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食後に楽になること

米袋から炊飯鍋に米を入れなくてよい

少なくなってくると袋の底にある米をカップでさらえにくい。
新しく買った米と残りの米の入れ替え時、手間がかかる。

炊飯鍋と内蓋と茶碗としゃもじを洗わなくてよい

炊飯鍋と内蓋と茶碗としゃもじを洗わなくてよい

炊飯鍋が場所をとって結構面倒、他の洗い物と重なるとシンクが
いっぱいになり作業しづらい。
米のねばねばが取れにくく、落とすのに時間がかかる

米研ぎや適量の炊き水を入れなくてよい

順番的に洗い物を片付けた後にやることになり追加作業のように感じる。
研ぎ方や炊き水の適量などあいまいな部分が多くもやもやが溜まる

食べ過ぎや廃棄ロスになりにくい。

自炊はどうしてもおかずの量が多くなり
炊飯も余分をみて炊いてしまう。

レトルトご飯は定量なので食べ過ぎや廃棄になりにくい。
また、賞味期限が長いので食べないという選択肢もとれる。
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きもち的に楽になること

米を炊く量で悩まなくてよい。

炊飯だと足らないと困るし、こまごまと炊きたくないので、
どうしても多め、期間長めで炊いてしまう。
そうなると、不確定要素が増え悩むはめになる。

炊飯器の残りを気にしなくてよい。

急に献立変更しても、炊飯器の残りの米のことを気にしなくてよい。
例えば、ラーメンが急に食べたくなっても残りの米を気にせず食べられる。
炊飯の賞味期限は2日ぐらいと短いので、炊飯を使わない献立は制限される。

賞味期限をあまり気にしなくてよい。

レトルトご飯の賞味期限はおおよそ10か月と長いのであまり気にならない。

買いすぎても非常用食品と考えれば気にならない。

参考記事には停電や断水時のレトルトご飯調理法があります。

保存方法は、常温保存なので電気代はかからない。

注意点としては、直射日光・高温・多湿を避けて常温保存。
電子レンジ500Wの電気代は27円/kWhで1分0.23円しかかからないそうだ。
つまり、200gのレトルトご飯を作るのにかかる電気代は0.46円となります。
炊飯器で1日に1回炊飯し、12時間保温した場合は9.7円になるそうです。
詳細が知りたい方は下の関連記事をお読みください。

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問題点

安全性

法律上、添加物があれば必ず全部表記されることになっているので
添加物不使用のものであれば安全性は高いと思われる。

味がイマイチ

もともと味がない物ですし、炊飯の場合、作り方によって味や触感が変わります。
安定した味と触感という点ではレトルトご飯の方がよいかもしれません。

手間賃を考えない単純比較売価が高い

10Kgと200gの炊飯とレトルトご飯の売価比較(単位:円 税抜き)

重さ 米(精米) 炊飯 レトルトご飯 差額
10Kg \4,000 \1,818 \5,000 \3,182
200g \20 \36.3 \100 \63.7

米10Kg(4000円)から200gの炊飯は110杯とれます。なので

  • 炊飯は200gで36.3円になります。
  • レトルトご飯は200gパックで100円ぐらいです
  • 200gではレトルトご飯の方が63.7円割高になります。

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レトルトご飯売れ筋情報

通販よりスーパーで買った方が安い!

私がいつも買っているレトルトご飯
アイリスフーズ 低温製法米のおいしいごはん 150g×6P』で比較すると
近くのマックスバリューでは通常売価498円ですが
オンラインショップ比較
では、以下のような結果になりました。送料が高くつきます。
比較日時:2019年10月4日21時|送料送り先設定:東京

販売者 送料 価格 合計

マックスバリュー

0
¥498
¥498

楽天市場

\660
¥429
¥1089

ビックカメラ.com

0
¥536
¥536
楽天市場 – ビックカメラ楽天市場店
\550
¥536
¥1086
Yahoo!ショッピング – LADYBIRD.
\660
¥637
¥1297

アイリスフーズ 低温製法米のおいしいごはん150g

レトルトご飯

私がいつも買っているレトルトご飯です。
賞味期限が製造日より13ヶ月あり添加物不使用です。味は普通です。
1パック当たり83円になりますが200g換算にすると110.6円になり
少し割高になります。150gは大人用茶碗小盛一杯ぐらいですが
体をあまり動かさない私には丁度良い量です。
カレーを食べる時は、『サトウ あきたこまち 200g×4』398円
で食べます。カレーだと流石に150gでは足りません。
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自炊のコツが書かれたブログ集

1. 乾麺をストックする
2. ご飯はまとめて炊くor一合炊き
3. おかずは大量調理して保存
4. 野菜はまとめて処理or冷凍食品
5. 絶対買うべき調味料3つ        引用:マネーの達人 様

『冷凍うどんはすぐ調理できて節約になる上、
味や食感もいい。』というところ、共感します。一時期レンジでチンして、めんつゆと
お湯をかけて食べました。レトルトカレーをかけても美味しいらしいのですが
まだ、試したことはありません。年なのであっさりしたものを好んでしまいます。

ひとり暮らし男子自炊派「やってはいけない」9カ条
その1:まず、ご飯を炊いてはいけない
その2:一般的な大きさの食用油を購入すべからず
その3:普通の大きさの調味料を買ってはいけない
その4:無駄にトマト缶を買ってはいけない
その5:「自炊カレー」を作ってはいけない
等々                  引用:メシ通 様

その1が私と同意見でした

1.調理器具の工夫

  • キッチンバサミを活用する
  • 小さいフライパンを用意しておく
  • タッパーではなくラップや保存袋を使う  …

2.調理するときの工夫

  • ボウルではなくビニール袋を使う
  • 電子レンジを活用する
  • まとめて作る         …

3.食材の工夫               引用:サルワカ 様

『力尽きたときのための簡単レシピ』自炊者には大助かりなレシピ集です。

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代替案

無洗米

米を研がなくてよいが後は変わらない。

ラップして冷凍保存

まとめ炊きして、一食分づつラップして冷凍保存。
食べるときにレンチンする
ラップする作業に時間と手間がかかる。きもち的負担は少なそう

レンジ少量炊き容器で炊く

電子レンジで使える少量炊きの容器で炊く
洗うのが大変そう。置き場所にこまりそう。トップレビューの評価があまりよくなかった。

炊飯不足時にレトルトご飯を使う

炊飯が足らなくなった時にレトルトご飯を使う

これが一番賢い方法だと思います

まとめ

炊飯をレトルトご飯に置き換えることで
自炊がかなり楽になると思われたでしょうか。
想定内だったでしょうか。どちらにしても楽になることは
間違いありません。
ただ、今回の紹介で想定外だったのは
炊飯は手間をかければ200g36円でできることでした。
レトルトご飯との金額差は63円もあり
一日2杯ご飯を食べた場合、1か月で3780円の差になります。
私のなかでのレトルトご飯のコスパは下がりましたが
病気の関係で、食事を作る時間は薬が切れかけて
体が動きづらくなるので3780円割高になったとしても
レトルトご飯にします。大きな病院でリハビリを1時間受けた場合、
1時間当たり2200円ぐらい(保険適用3割負担)かかるそうなので
リハビリを2時間受けたと考えれば問題ありません。

健康で倹約家の方には受け入れられない方法かも
しれませんが、体が動きづらい人や高齢者の方
で自炊をしている方、興味がある方には是非試してもらいたいです。
長々と失礼しました。これでお仕舞です。ありがとうございました。

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