違反した場合は5年以下の懲役となるか、1000万円以下の罰金、もしくはその両方を科されます。
ごみを庭で燃やしてはいけません。法律では原則的に屋外でのごみの焼却を禁止しています。落ち葉や枝を燃やすことは認められていますが、紙ごみを燃やすことは認められていません。
万が一違反した場合は5年以下の懲役となるか、1000万円以下の罰金、もしくはその両方を科されます。家庭用の焼却炉を使うのならいいのでは、と考える人もいるかもしれませんが、摂氏800度以上の高温で焼却することができることなどの基準を満たしていない設備の使用はできないと定められているので、設備を使用する前にその基準を満たしているかを確認する必要があります。
紙ごみを燃やしてもそれほど害がないように思えますが、実は紙を低温で燃やすと少量ですが有害物質のダイオキシンが発生します。だから高温で焼却できない施設は使用できないと定められているというわけです。それに庭で紙ごみを燃やすと、周囲に煙やにおいが広がってしまいます。近隣の人に迷惑をかけることになるので、そういった面からも庭で燃やすことはしないようにしましょう。
紙ごみはそのままごみ袋に入れて可燃ごみとして捨てることもできますが、分別して資源ごみとして回収してもらうこともできます。自治体によりますがごみ捨て場に専用の収集場所がありますし、古紙回収をしている会社でも回収を受け付けています。
紙ごみの量が多くて捨てるのが大変、という時には自宅まで引き取りに来てくれる業者を利用しましょう。紙ごみは捨ててしまえばごみですが、資源として回収してもらえば、トイレットペーパーやコピー用紙、段ボールに新聞など、さまざまなものに生まれ変わります。すぐに増えるものなら資源として回収してもらい、エコ活動をしてみてはいかがでしょうか。
参考にしたデータ元: 2021 © 多種多様なごみ情報
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